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zoom RSS モーツァルトの「骨の折れる仕事」〜「プロシア王」四重奏曲

<<   作成日時 : 2006/04/03 00:13   >>

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モーツァルト「プロシア王」の名演、ヴェラー弦楽四重奏団ののCDを聴きました
ウィーンフィルの歴代コンマスの中でも、もっともウィーンの香りのあった天才バイオリスト(と私は思う)のバリリが腕の故障で引退して、その後に若くして、コンサートマスターになったのがヴァルター・ヴェラー氏。
彼の音もバリリに似たところがあります。

最初の出だしの湯気が立ち上るようなヴィブラート。まさにウィーンですね。
このカルテットのアイネ・クライネ・ナハトムジーク(弦楽四重奏版)をかつて聴いたときはそのチャーミングな音にびっくりしました。

彼はやがて指揮者に転向したので、録音は少ないのです。

モーツァルトの弦楽四重奏曲といえば、充実した作品で有名なのが「ハイドンセット」といわれる第14番から第19番の6曲。

その後に書かれたのが第20番とこの第21番から第23番の「プロシア王」でモーツァルトには珍しくチェロが活躍する曲です。これは貴重です。というのも本当にモーツァルトのチェロはベースに徹していてaロ美しいメロディを与えられる機会はほとんどないからで、バッハのようにソロの曲やコンチェルトもないからです。

これは作品のきっかけとなったプロシア王がアマチュアのチェリストだったからです。

一月で最初の第21番を書き上げた後モーツァルトは、経済状況が悪化し、妻のコンスタンツェが病気になって次の作品の完成が1年後になりました。

モーツァルトは手紙に「大変骨の折れる仕事だった」と記してあります。天才モーツァルトは泉のように曲を書き続け、生活に困っても作曲には苦労していないのかと思っていたので意外でした。

でも、やはりモーツァルト曲は悪くないです。ちょうど今の季節の柔らかな日差しのようなこの曲は何回も聴けます。後のクラリネット五重奏のような深みはないですが・・・。

ある掲示板にある方がこのCDを「無人島に持っていきたい5枚」のひとつに挙げていました。

モーツァルト:弦楽四重奏曲 第3番、第21番《プロシャ王第1番》、第23番《プロシャ王第3番》。画像
ヴェラー四重奏団
録音:1966年、1967年 ウィーン
CD:UCCD-3484 \1,200(\1,143) デッカ
ウィーン・フィルの首席奏者で結成された往年の名カルテットの名盤。


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モーツァルト:弦楽四重奏曲第3番&第21番&第23番
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
そういえば、書かれているように、チェロが活躍するモーツァルトの曲って、すぐに思いつきませんですね。

チェロ・ソナタやチェロ協奏曲は無いし。
もっとも当時はまだ、低音楽器としてコンバスと同じ動きをしていたからなのかな?

それにしてはハイドンには協奏曲があって、ベトベンにはソナタがある。不思議だね?

もしかしてこれらは、モーツァルトが亡くなった後の作品なのかも。1791年以降ということかな?
miwaplan
2006/04/03 00:48
 モーツアルトにクラの名曲やホルンの4つのコンチェルトがあるのも、ハイドンのチェロ協奏曲、ベートーヴェンのチェロソナタ、ブラームスのクラ5…いずれも身近にその楽器の名手に出会ったことがきっかけみたいです。
 このアマチュアチェロ奏者のプロシア王以前にチェロを活躍させる必然性がなかったということでしょうか。ハイドンのチェロ協奏曲は2曲ともモーツァルト存命中の時期のようです。
ダンベルドア
2006/04/03 01:45

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