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zoom RSS これは素晴らしい〜クライバーのベートーヴェン;交響曲第7番

<<   作成日時 : 2006/06/29 23:03   >>

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発売以来、ショップの視聴機で聞いて最初の音を聞いたときから、素晴らしいのはわかっていたんですが、レギュラー盤はなかなか後回しになってしまって。ようやく2000円を切ってきたので買ってきました。

もう皆さんすでに書かれていますが、私なりのレビューです。

最初の和音からして奇跡のようななり方です。画像
ジャーンと同時になるのではなくてテンパニーをアクセントとした低音楽器から高音楽器に響きが移っていって最後にオーボエのA音が残る。これが一瞬のうちに音楽的に行われているのに驚きます。

 テーマが入ってからのリズムのよさ、まさに舞踏の神化です。
しかも、独特の大きなヴィブラートのオーボエ、弦のクレシェンド、テーマを吹くホルンの強奏、力強さ、オケ全員がひとつになっています。完璧なアンサンブルじゃないですし、ライブならではの瑕疵もありますが、みんなのベクトルがあっているんですよね。


 第2楽章は彫りの深いリズムが情熱を込めて刻まれていきます。
ベートーヴェン的な雰囲気を強く感じる部分です。

そして次に、チェロから始まりバイオリンに受け継がれる、通常は裏に回るオブリガートの旋律の方をつよく浮かび上がらせていきます。
 その旋律を思い切りうたいこんでいくのが美しい。

第3楽章。
 軽快なスケルツォの醍醐味。ピアノでも力強いスタッカートで始まります。
フレーズの終わりに鳴らされるティンパニーと低弦のアクセントが強烈。
 もうオーケストラ全体がクライバーの楽器と化しています。

第4楽章。
 もう予想通りの展開です。最初からアウトバーンを飛ばしていきます。
付点のリズムの生き生きしていること。
よく聞くとビオラの刻みまでしっかりとビートが感じられます。
”んタカタン ”’(んは読まない)の動機のリズムがしっかり受け継がれるのがわかります。
クレッシェンドに伴う自然なテンポの昂揚。


クライバーはかなり理詰めでこの曲に関するいろいろなノウハウを持っていて、それを徹底的に叩き込んでいる、という気がします。それでこの熱さが加わっているわけですから何度聴いても飽きないです。


もう固唾を飲むように聞き入ってしまいました。



指揮者: Carlos Kleiber(カルロス・クラーバー)
アンサンブル: Bavarian State Opera Orchestra(バイエルン国立歌劇場管弦楽団)


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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
私も、聴けば良いに決まっているのだけれども、『また、7番かよ・・!』と悪態をついていましたが、やはり、良いものは良い。今では、やはり、愛聴盤です。過去記事TBさせていただきます。

garjyu

garjyu
2006/06/29 23:23
こんにちは。
でしょ?でしょ?
これを聴かないでいるのは損ですよね。
内容は予想通りでもあり、予想以上でもあり。

TBさせていただきました。ありがとう。
miwaplan
2006/06/29 23:43
いいな〜〜、私も買おうかな〜〜。あ、在庫が少なくなってるし、でも最近買いすぎだし(悩)。
クライバーの7番は、ウィーン・フィルのCDと、あとは4番とセットになってるコンセルヘボウのDVD(の放映録画)を持ってるので、これはまあいいか〜〜と思っていたんだけど、皆さんのベタ褒めっぷりを読んだらやっぱりこれも欲しくなりました。ウィーンのとかと比べてどうですか? こっちの方がすごいですか??(まだ悩み中)

実はまだ6番を持ってないので、今度買うなら同じくバイエルンの赤いCDの6番(このシリーズ写真がかっこいいから好き!)にしようと思っていたんだけど、なんだか7番にひきずられそう。

ところで、ダンベルドアさんもこのスキンを採用されたんですね。私もクライバー記事には必ずこれを使うんです。なんだかイメージで・・・(^^ゞ
うるる
2006/06/29 23:56
おはようございます。
↑のコメント、異様に長ったらしいですね、すみません(汗)。
で、結局購入ボタンを押してしまいました、6番と一緒に。ああ支払い明細が怖い・・・(苦笑)
うるる
2006/06/30 08:37
 ダンベルドアさん、今晩は。ベートーヴェン4番と7番は30歳代の頃好きでした。でも友人にこの4と7のことをいうと、おまえは酒が好きだから7番は分かるよ、などといわれたものです。この7番、私の若い頃は酔っ払いの音楽などといっていたんですよ。でも私は若い頃このシンフォニーがベートーヴェンの中で一番好きな時期がありました。でも、じいさんですから、ベートーヴェンは フルトヴェングラー onlyです。これだけは譲れません。でも7番いいですよねえ。昔を思い出しました。

my favorite stories
2006/06/30 18:44
>garjyuさん
>今では、やはり、愛聴盤です。
 
私も愛聴盤決定です。

>miwaplanさん
>内容は予想通りでもあり、予想以上でもあり。

そうですね。最初の音を聞いたときは予想外。
そしてそのあとは「これは最後まですごいことになるな。」という予想通りでした。

>うるるさん
最近、決断が即効ですね。
逆に私はDVDは持っていないので比較はできませんが、指揮姿みたいですね〜。

クライバーってベートーヴェンは4〜7番の4曲しかやらない人なのですよね。6番は次の標的です。

>my favorite storiesさん
>この7番、私の若い頃は酔っ払いの音楽などといっていたんですよ。

そうですか。今度十分に酔っ払ったときに聞いてみます。ありがとうございます。
ダンベルドア
2006/06/30 22:51
こんにちは。
カルロスのアムステルダムでの「4&7」は、まだ若々しい彼の指揮姿(とニコニコ顔)を見れますよ。踊るような、流れるような、指揮しているんだけどしていないような。

ああ、86年来日時のNHKにある「4&7」が発売されないかなあ。これが出れば大ヒット間違いなしなんだけど。
これを出してくれたら、受信料払ってあげてもいいよ^_^;
miwaplan
2006/07/01 11:05
>miwaplanさん
クライバーのベートーヴェンは4〜7番だけだけど、その同曲異演をみんな聞きたく(見たく)なりますね。やがて全部発掘される時がくるのでしょうか。
ダンベルドア
2006/07/01 21:25
こんにちは。
いつかはカルロスの演奏も、フルトヴェングラーの演奏のように、発掘対象として貴重な存在になるでしょうね。そう望んでもいますけど。

カルロスに無くてエーリッヒにある交響曲では《エロイカ》という手がありますよ。
父親の演奏を聴いて、無理やりでも息子の演奏を想像するんですけどね。
miwaplan
2006/07/01 23:21

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