ルイサダおすすめのショパンCD~スーパーピアノレッスンが終わって

ジャン・マルク・ルイサダのスーパーピアノレッスンが終わりました。
何回かは見逃しているのでいつかビデオで見ようと思います。

次の再放送は12月17日深夜です。(下のトラックバック参照)

最後のまとめの回で氏が語っておられた言葉は,レッスンの時に伝えようとしたことが何なのかあらためて実感できます。

『70~80年代はインテリ風な美学にこだわっており、当時の天才的ピアニストの才能を基準にした硬い雰囲気でした。
現在の2000年代のピアニストはピアノ黄金期のひき方に回帰しつつあり,ほっとしている。
・・・(中略)・・・
1920~1930年代の当時はピアノとヴァイオリンの黄金期だった。
たとえば、ノイハウス、ソフロニツキー、ギンスブルクなどが個人的に好きな音楽家』

と述べています。(一部要約しています)

ジャン・マルク・ルイサダの求めるスタイルは,
【1920~30年代のピアノ黄金期のスタイル】
だそうです。

彼はレッスンの中でまずテンポの設定について注意していました。

また、ロマン派の情熱を持ってという意味のことも何度か言っていました。
アントルモンがモーツァルトの幻想曲のレッスンの中で「これはロマン派じゃないんだから」といっていたのを思い出しました。

ルバートというよりも、ちょっとした音符のアゴーギクに近いニュアンスの表現を良く指導していました。

テクニック的にはわたしはピアノは良くわかりませんが、生徒さんと比較して、指だけでなく、手の甲や、手首、ひじ、腰などが表現のために良く動くんだな、と思いました。
アントルモンがほとんど手首から上を動かさないで豊かなニュアンスをだしていたのと対照的です。


1920年代といえば,私はヴァイオリンのジャックティボーとチェロのカザルスのCDはいくつか持っていますが,ピアノはコルトー位しか知りません。
コルトーはちょっとしたタッチミスは気にしないでレコードでも思い切った表現をしています。
一発録音でしょうか。
昔の演奏は,弦でもオケでもそういうところがありますね。
現代の完璧な編集録音になれた耳には,慣れるまでに相当の期間を要します。
ピアノ黄金期のスタイルとはどういうものなのかこれから聞いてみようと思います。

また
『ショパンは1日3時間以上引いてはいけないといっていた。現代では練習は1日4~5時間以内が良い。残りの時間で映画、演劇、文学などの教養を身につけましょう。』
といっていました。

テキストに載っている記事で彼がいくつかのおすすめの演奏のCDを挙げています。
先ほどの名前を含めて,聴いたことのない演奏が多いです。
年代は先ほどの黄金期のものだけでなく1970年代くらいまでのものですね。

■バラード
第1番:ミケランジェリ
第2番:コルトー
第3番:ペルルミュテール
第4番:リヒテル

■スケルツォ
第1番:ホロヴィッツ、マギン
第2番:ミケランジェリ
第3番:ルビンシュテイン
第4番:ルイサダ

■ソナタ
第2番:ホロヴィッツ、ラフマニノフ、ポゴレリッチ、ブーニン、ミケランジェリ(ライブ)
第3番:コルトー、リパッティ、ルイサダ、

■即興曲
すべて:マガロフ
第2番:フリードマン
■ワルツ:ステファン・アスケナーゼ、コルトー、シフラ
■マズルカ:フリードマン
■前奏曲:コルトー、ポリーニ、ソフロニツキー

■ピアノ協奏曲
第1番:シフラ(ロザタール指揮)、ノイハウス、リパッティ
第2番:スコダ、ルビンシュタイン、

■舟歌:ホロヴィッツ、リパッティ、フランソア
■子守唄:ルビンシュタイン
■ノクターン:ノイハウス、ソフロニツキー、フランソア、アラウ、リパッティ(Op.27-2)
■エチュード
作品10:マギン
作品25:ギンスブルク、コルトー


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