ブルックナー「交響曲第8番」シューリヒト~今日はブルックナーの誕生日

garajyuさんのblog「1年365枚」で
今日、9月4日はブルックナーの誕生日だと教えていただきました。

さっそくブルックナーのレコードを取り出す。
お気に入りのシューリヒト盤。
第9番は以前取り上げた(こちら)ので、第8番です。

画像


久しぶりに聞くと、こんなに弦が生々しかったのかと感じました。

力強いテンポ感覚。
あまりテンポを動かしていないようでいて、自然にルバートしている。

ウィーンフィルの音に味がある。
ナのワルキューレと同じ音オーケストラの音が随所に聞ける。

生々しいコンバスの音。
音と一緒にベルから何かがぽんと飛び出してくるようなホルンの音。
絹のようなヴァイオリンの音(この表現使いすぎ?)



第3楽章のアダージョ。

言葉にできない最高の美しさ。

何もしないで聞いていたい・・・





この楽章だけでひとつのドラマでした。


第4楽章

未完に終わった第9番にない、ブルックナーの最後のフィナーレ。

最初の金管中心の行進曲が終わると、
人生を回想するような、いろいろなエピソードが現れては消える。

何のつながりもないかのように見えるさまざまな楽想。
発展しないで次が現れます。

いつまで続くの?いくつ聞かせてくれる?
まさにブルックナーらしいです。

突然、陽光がさすように長調のファンファーレが鳴り響いておわりました。



ブルックナー:交響曲第8番

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この記事へのコメント

2006年09月04日 23:35
ダンベルドアさん、こんばんは。
ウイーン・フィルがいい味を出しています。またシューリヒトの棒さばきになんともいえない滋味があり、ずっと続いていてくれればいいと思う演奏です。
ダンベルドア
2006年09月04日 23:47
>吉田さん
こんばんは

>ウイーン・フィルがいい味を出しています。

この味、他のオケや今のVPOにもない味だと思います。

私にとっては、他の新盤が出てもここに戻ってきてしまう演奏です。
2006年09月05日 00:26
ダンベルドアさん、こんばんは。
なにか得体の知れない怪物のような交響曲を明晰に読み解いてくれたような演奏ですね。今でも好きな演奏です。テンポが速いので、全体が捉えやすいというのはごくごく表面的なことです。以外に金管をバンバン鳴らしているなあというのもさらに表面的なことです。
シューリヒトは本当に高貴な指揮者だと思います。大好きです。

garjyu
ダンベルドア
2006年09月05日 12:58
>garjyuさん

>なにか得体の知れない怪物のような交響曲を明晰に読み解いてくれたような演奏ですね。

深い洞察に裏付けられ,確信を持っている演奏です。
 あざとさを持たずに大きな表現をするのは,本当に難しい。シューリヒトはそれができる指揮者だと思います。

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