シベリウス、グリーク;弦楽四重奏曲~ニュー・ヘルシンキ弦楽四重奏団

シベリウスといえばフィンランディア他の管弦楽作品と交響曲がよく聞かれますが、ピアノ曲、合唱曲などもなかなかいいですね。
ここでは弦楽四重奏曲を聴いてみました。画像

■シベリウス;弦楽四重奏曲 作品56「親愛なる声」

第1楽章、冒頭からどこかトゥーネラの白鳥が棲む湖がよぎる。
シンフォニーのような金管の響きはないが室内楽の親密な世界でありながら、やはりシベリウスだなと思う。

第2楽章ヴィヴァーチェの弦の無窮動の刻みはシンフォニーでもよく聞かれる疾風である。

第3楽章のアダージョ。時々、昂揚しながらもどこか寂しげな歌が続く。

第4楽章ブラームスのような熱い曲想。でもどこか凛としたところが。

第5楽章途中から早くなるところがシベリウス流の疾風が吹き始める。

シベリウスのフィンランドの隣国ノルウェーのグリークも弦楽四重奏曲が1曲あります。

■グリーク;弦楽四重奏曲 ト短調作品27

最初の序奏のあととっても熱く奏でられるテーマ、ピアノコンチェルトの主題に似ていてグリークだと納得する。
このモチーフは歌曲「吟遊詩人」から引用され第4楽章まで絶えず変形されて出てくる。
途中、民族舞踊的なところがあったりペールギュントなどの親しみやすさもあります。

このニューヘルシンキ・カルテットは、情熱的なところでも濃くなりすぎない乾いた北欧の弦らしい響きがする。

私がかつてチェロを師事した方は、一時フィンランドで活躍された。
いつか北欧を訪れてオーロラが見られたらいいなあと思っています。


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シベリウス&グリーグ:弦楽四重奏曲
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この記事へのコメント

2006年06月15日 11:25
こんにちは♪  シベリウスの室内楽ですか?!  これは聴いたこともないうえに存在さえ知りませんでした ^^;  世の中、まだまだ知らない音楽に満ち満ちているんですね~。  一生かかって何曲聴くことができるんだろう・・・。  ちょっと気が遠くなりそうです。 う~ん、でもこの曲は是非聴いてみたいなぁ。  ご紹介のこの apex のCD、確か割と手が出しやすい価格帯のCDでしたよね。  今日、後で外出するのですがちょっとHMVに寄って探してみようかな。   
ダンベルドア
2006年06月15日 13:03
こんにちは。コメントありがとうございます。
シベリウスの交響曲のザワザワしたような荒涼感と凛とした感じがお好きなら同じものを感じていただけると思います。
弦の音はウィーンとは対照的かも知れません。

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