カステルヌォーヴォ=テデスコ「ギター協奏曲全集」~昔の映画音楽のようなのどかな雰囲気

ギター協奏曲といえばアランフェス協奏曲が一番有名です。
カステルヌォーヴォ=テデスコ(新しい城のドイツ人?)という長い名前の作曲家が作ったギター協奏曲はセゴビアの委嘱で作られた第1番が良く演奏されますが、親しみやすくて美しい曲だと思います。
この曲をきっかけに彼はギター音楽の大作曲家になったのです。

イタリア生まれなのでアランフェスのようなスペイン色はあまりなく、昔の映画音楽のようです。
ユダヤ人の彼はファシストから逃れてアメリカに渡り、映画音楽も200近く手掛けました。

ヘンリー・マンシーニやジョン・ウィリアムス(作曲家の)は彼に師事していました。

■ギター協奏曲 第1番
第1楽章
 最初からアメリカの田舎をイメージさせるのどかなテーマ。画像
ギターがはいってくるところは今度は、ちょっと日本的な音階です。

第2楽章
 ギターの下降音階とアルペジオが美しい。オケがはいってくるとフルート、ホルン、クラリネットとソロを受け継ぐ。
 
第3楽章
 情熱的なテーマ。この辺になってくるとやはりスペイン的です。

これを弾いているロレンツォ・ミケーリは初めて聞きましたが端正な弾き方です。
この曲の雰囲気に合っているのではないかと思いました。

このCDは全集ということですが、ギター協奏曲第1番、第2番、二つのギターのための協奏曲の3曲が入っている。第1番以外は始めて聞いた曲。

■第2番は第1番から14年経っている1953年に作曲された曲。でも1番と同じように親しみやすい映画音楽風。
 第2楽章のテーマ。モチーフがドヴォルザークのチェロ協奏曲に似ている。
そしてこのテーマを主題として6つの変奏曲からなっています。
 第3楽章は古典的なテーマですが、ここでものどかなアメリカが出てきます。

この曲はマッシモ・フェリーチという人が弾いています。これも前の人と区別がつかない同じように端正な弾き方。

■二つのギターのための協奏曲
 これは前の二人で弾いている。
雰囲気は第1番に似ているけどインパクトは第1番ほどではないかも。

Brilliantレーベルなので1枚¥590円。⇒HMVのページ
録音も2004年10月と新しく、演奏も良いので安物の感じはしないです。


・カステルヌオーヴォ=テデスコ:ギター協奏曲全集

 マッシモ・フェリチ&ロレンツォ・ミケーリ(g)
 アブルッツェーゼ交響楽団
 マイケル・サマーズ(指揮)

Concerto in G, op.201 for two Guitars and Orchestra (1962)
Concerto no. 1 in D, op. 99
Concerto no. 2 in C, op. 160


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