フィンジ;クラリネット協奏曲~癒しのイギリス音楽シリーズ(2)

このブログも、何かテーマを持っていきたいとは思っています。
ということで、突然の思いつきなのですが、
「癒しのイギリス音楽シリーズ(2)」です。画像
マイナーな曲が多くなりますのでいつまでできるかわかりませんがとりあえずやってみます。

さかのぼって
「癒しのイギリス音楽シリーズ(1)」
はこちらのモーランの「室内楽曲集」です。

さて今回はフィンジ(1901-1956)のクラリネット協奏曲です。

弦楽合奏とクラリネットの協奏曲です。
第1楽章の冒頭、激しく深刻な和音で始まります。
どこが癒しなのか?

いや、すぐに、クラリネットの体に染み込むような音に耳を奪われます。
ということで結構弦楽オケの部分は力強いところもあるのですが、
クラリネットは常に哀愁の歌を奏でていきます。

やはりイギリス音楽。ディーリアスやRVW(ヴォーンウィリアムス)と同じ香りがします。
いつもどんよりと曇っているイギリスの田舎(行ったことはありませんが)
そんな感じです。

第2楽章
アダージョは、クラリネットの哀愁の歌がゆっくりと流れていきます。
時々現れる急速な下降アルペジオがブラームスを思わせます。
途中のヴァイオリンのG線で濃厚に歌われる部分に耳を奪われます。

第3楽章
冒頭はショスタコかと思うような悲痛なモチーフが数小節でます。
が、すぐにクラリネットの民謡風なのどかな旋律が始まります。
どこまでも羊が遊ぶなだらかな丘陵が続くイギリスの田園風景です。

私が持っているのは演奏は同じマリナーですが、ここに紹介した盤とカップリングがちょっと違って
「弦楽オーケストラのロマンス」がはいっています。
これがまた良いんです。
この曲は作曲家の吉松隆がFMで紹介、推薦していたので知りました。
このロマンスは別のCDにもありますので別の機会にご紹介したいと思います。


Gerald Finzi (1901 - 1956)
Concerto for Clarinet in C minor, Op. 31 -HMVの紹介ページ

• 演奏者 : Marriner, Andrew (Clarinet)
• 指揮者 : Marriner, Sir Neville
• 楽団 : Academy of St. Martin in the Fields

1 Konzert Fuer Klarinette Und Streichorchester
2 Finzi, Gerald - I Allegro Vigoroso
3 Finzi, Gerald - Ii Adagio Ma Senza Rigore
4 Finzi, Gerald - Iii Rondo Allegro Giocoso
5 Finzi, Gerald - Nocturne
6 Finzi, Gerald - Eclogue


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この記事へのコメント

2006年07月07日 00:19
こんばんは。
今、手元にあるのかないのか、一時期このクラリネット協奏曲とカンタータ《クリスマス》(?)のCDを良く聴いていた記憶がよみがえってきました。
癒し系ですよね。フィンジかあ。またNAXOSでさがそうかなあ。
(モーランはやっと注文しました。)

garjyu
ダンベルドア
2006年07月07日 00:58
私が実際に聞いているのも、カンタータ「クリスマス」の入っている盤です。同じモノかもしれませんね。
フィンジはNAXOSにいくつかあったと思います。

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