ライナーのベートーヴェン「運命」~「勝手にシカゴ交響楽団の日」

 子供の頃に聞いた演奏の印象はその曲を聴く時の基軸となることが多いようです。
私が聞いたベートーヴェン交響曲第5番「運命」のデフォルトはフリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団の25センチLPでした。
ジャケットがベートーヴェンのデスマスクの写真でした。

父が買ったものですが父から演奏にこだわる話は聞いたことがないので、当時目に付いたレコードを買ったのだと思います。
でもこの運命は聴けば聴くほど凄い曲だと思うようになりました。
その後たくさんの運命を聞いていますが、躍動感があって引き締まった演奏の魅力があることが分かります。

私はシカゴ交響楽団というと真っ先に思い出すのがこの演奏です。



シカゴ・・・そして父がシカゴに行った時に撮ってきた写真のスライドを観ながら、アメリカの見知らぬ都会を想像していました。1$=360円の時代です。
そしてギャングのいる恐い街。

それから30年して仕事でアメリカに行って少しだけシカゴに寄りました。
サーキットを走るような暴走雲助タクシーに乗ってしまってびっくりした印象が強いのですが、未来的な高層ビルが見えている一方、町中は古きアメリカの生活の香りのする場所でした。
シカゴ交響楽団も歴史と伝統のバックボーンがあるのでしょう。
シカゴSOはアメリカの優秀なオーケストラですが、機能的だけでない暖かい音もしますね。



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この記事へのコメント

2007年10月16日 15:02
ダンベルドアさま こんにちは

ベトベンの5番を最初に聴かれたのが、ライナー・シカゴの演奏ですか。昔の日本では珍しかったのではないでしょうか、今もそうかもしれませんが、本場物とかいうのが大事にされていますから。

ライナー・シカゴの演奏も、大量にCD化されていますよね、欲しいなと思いながら、まだ手に入れていない状態です。
シカゴは、ショルティが着任する前にも、クーベリック、ライナーなど素晴らしい指揮者に恵まれていたんですよね、歴史を感じますよね。フルトヴェングラーも指揮者になるという話もあったくらいですものね~。

ミ(`w´彡)
2007年10月16日 15:11
ダンベルドアさま

下の記事を見て、お父様の思い出の演奏であったと知りました。この演奏を聴きながら、お父様を偲んであげてくださいね~。
ダンベルドア
2007年10月17日 00:42
rudolf2006さん

>今もそうかもしれませんが、本場物とかいうのが大事にされていますから。

ドイツのオケでないということでは本場物でないですね。今は逆に本場でない国のオーケストラが面白い演奏をして注目される時代ですね。

>フルトヴェングラーも指揮者になるという話もあったくらいですものね~。

フルトヴェングラーの音楽監督の話は、ユダヤ人音楽家の反対で消えたんですね。初めて知りました。

>この演奏を聴きながら、お父様を偲んであげてくださいね~。

私は父に音楽を教えてもらったことはないですが、父の聴いていた曲が今でも影響しています。父に感謝しています。
2007年10月17日 22:21
こんばんは。
身辺は落ち着かれましたか?心の整理などはまだされていないと思い、今回は『勝ってに』の告知の方はお誘い申し上げませんでしたが、次回以降、またよろしくお願いいたします。

私も、亡き父がLP購入のときのスポンサーだったので、時々クラシック音楽のことを話したものです。以前お書きしましたっけ?ラベルのボレロのお話・・。そんなにクラシックに明るいわけではなかったのですが、父はなぜか、それが好きでしたねえ。
全然、ライナーとは話が違ってしまいましたが。
ダンベルドア
2007年10月18日 23:07
garjyuさん

>以前お書きしましたっけ?ラベルのボレロのお話・・。

そうそれで、私の父もボレロを良く聞いていたので、かつて何か流行ったことがあるのではと聴こうと思っていて、ついに果たせませんでした。未完成、チャイ5なども聴いていましたがこれは昔やっていた映画の影響かもしれません。

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