クナッパーツブッシュのブラームス;交響曲第4番

クナのブラ4!!
大学の時、友人の家で聞いたこの演奏の衝撃は今でも忘れません。

真っ白のジャケットの海賊版LP。
そこから受ける胡散臭い先入観もこの演奏を聞き始めてすぐに飛んでしまいました。

なんと言う巨大なブラームスでしょうか。
間違いなくクナッパーツブッシュの音楽。
それまでクナはワーグナーとブルックナーしか知りませんでしたが、ブラームスでも最高の演奏を聞かせることを確信しました。

もちろんこの演奏をブラームス交響曲第4番の模範的な演奏だというつもりはありません。
オーケストラ全体が一人のソリストになったような表情豊かな演奏。
これをデフォルメと一言で片付けることは出来ない音楽的で大きな表情。
なんとなく女性的な音楽だと思っていたブラ4の奥底にある強い感情を見たのでした。

第1楽章から友人の部屋のスピーカーの前に釘付けになって聞いた音の流れ。
第4楽章で私は興奮の頂点に達しました。

今日CDショップでそれがオルフェオから発売されているのを見てこのことを思い出しました。
試聴した限りマスタリングは悪くはありません。
ただし最初のLPで聴いた、素直な音が少し変っているような気がしますが、この演奏の真価はわかると思います。

クナのブラームスは3番を得意としていたようで録音も多いのですが、この貴重なブラ4も私の心の宝であります。

ブラームス:交響曲第4番、ワーグナー:ジークフリート牧歌 クナッパーツブッシュ&ケルン放送交響楽団(1953)


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